ヘアドネーション
| 齋藤 正哲
こんにちは、シンラインの齋藤です。
「ヘアドネーション」という言葉、聞いたことありますか?
病気の治療や薬の副作用などにより医療用ウィッグ(かつら)を必要とする子供たちがいます。
でも医療用ウィッグはとても高価です。
そんな子供たちに無償提供するため、その材料となる髪の毛を寄付すること、それがヘアドネーションです。
私が知ったのは確か1年ほど前だったかと思います。
「世界一髪の毛の長いティーンエイジャー」としてギネス記録を持つ女性が、
その世界一長い髪の毛を切って寄付したというニュースでした。
他にも、多くの有名人が寄付してSNS等で広めているようですね。
そういったニュースによって、少しずつ認知されてきているみたいです。
で、ヘアドネーションしてきました。
・・・いや、私じゃないです。私はかなり短髪ですからさすがに無理です。
私の娘が数年かけて伸ばした髪を切って寄付したいと言ったので、一緒に美容院に行って切ってもらいました。
行きつけの美容院では時々しているようで、予約の時にヘアドネーション希望と伝えておいたら、手慣れた感じで対応してくれました。
寄付できる髪の毛の条件は受け付けている団体によって違いますが、今回寄付したJHD&C(ジャーダック)では31㎝以上でした。
娘は十分な長さがありますが、少し長めに残したいとのことなので、ギリギリ31㎝切ってもらいます。
髪の毛の束が大きいと郵送中にバラバラになってしまいます。
そうならないよう小さめの束にするので、小分けにしてゴムでしっかりと縛ります。
縛ったところの少し上で切ります。
バッサリといきました。スッキリしたようで、ニッコリです。
あとは郵送して終了です。
今回、娘から寄付したいと唐突に言われたのですが、実はかなり以前から希望して計画していたようです。
そう言われて思い出してみれば、以前は風呂上がりでも何も手入れしないまま寝て、朝にはボサボサだったのが、いつからか丁寧にドライヤーやヘアブラシで手入れするようになっていました。
でも勘の鈍い父親である私は、最初に気づいた時も単にお洒落に気を遣うようになったんだな、程度にしか思ってなかったです。
その頃からこの日のことを考えていたんだなと、我が子ながら立派なものだと感心しました。
娘の思いが、病気の子供たちに少しでも届きますように。