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鏡開き

こんにちは、シンラインの齋藤です。

1月11日は鏡開きの日でした。
鏡開きと言えば、鏡餅を開いて食べる日ですね。私は餅大好き甘いもの大好きなので、当然ながら鏡開きは大好きな日です。
弊社でも、ちょうど11日が社内ミーティングの日で、ミーティング後に全員でぜんざいをいただきました。
ぜんざいや汁粉が多いと思いますが、地方や家庭によっては雑煮や揚げ餅にして食べることもあるそうです。



さて、色んなものの起源が気になる性格なので、ここで鏡開きの起源について調べてみました。

まず、鏡餅とは何かというと、お正月にお迎えした年神様が宿るところとして、丸い餅を鏡に見立てて飾るものだそうです。
なぜ鏡に見立てるかというと、鏡には神様が宿るものとされており、実際に多くの神社ではご神体として鏡が祀られています。
鏡を見るとそこには自分(=我<ガ>)が映る、
「カミ」の中に「ガ」を映すもの、
だから鏡(カ・ガ・ミ)には神様が宿っているのだという話を聞いたことがあります。

そして、お正月が終わると(=神様が帰ってしまうと)、神様の宿っていたその餅を食べることで体内に取り込み、
無病息災などのご利益(ごりやく)を得るのが鏡開きということなのです。
神様の宿っていたものですから、刃物で切るようなことはせず、木槌で叩いて開くのが作法です。
「切る」「割る」は縁起の良くない言葉なので、「開く」と言いますね。

ところで、鏡餅だけではなく、お祝いの席で樽酒の蓋を木槌で叩いて開けるあの行事も鏡開きと言いますね。
あれも同様に、樽酒の丸い蓋を鏡と見立てて神様にお供えしたお酒を参加者でいただくということだそうです。
「お神酒あがらぬ神はなし」というくらい神様とお酒は縁が深いですからね。
コロナの影響で大規模なお祝い事がなかなかできなくなり2年程が経ちましたが、鏡開きをして笑いながらお酒を飲める、そんな日が待ち遠しいですね。