火の用心の季節です
| 担当者:森 由美
みなさまこんにちは
シンラインスタッフの森です。
先日、実家から
「掃除してたら出てきた」
と渡された古い缶ひとつ。
開けてみると、
私が十代の頃から集め溜めていたマッチのコレクションでした。
当時、どこの喫茶店でもレジ横にその店のマッチが置いてあり、
「お好きにどうぞ」的な感じで持ち帰ることができました。
あ、今でいうショップカード的な扱いでしょうか。
店の広告も兼ねているので、当然店ごとに意匠は変わります。
ちょっと見てみてください。
これらは、学生時代を過ごした京都の喫茶店等のものです。
マッチと一口に言っても、形状はいろいろ。
箱型のものが一番多いですが、ブックマッチ(紙マッチ)がなんとなくオシャレで好きでした。
箱型も古い時代のものは木箱なんです。この中にもひと箱混じっています。
こちらは、大阪・神戸、その他もろもろ。
卒業旅行で友人と行った伊豆のホテル、
出張で泊まった品川プリンス、
清里は、会社の同僚7~8人での旅でした。
そのうち4人は会計課、よく休めたものだと思います。
課長からは嫌味を言われたらしいですが、それで済むんですから
大したものです。
今、どうなっているんでしょうか。
時間ができたら、足跡を辿る旅に出てみたいです。
意外に多かったのが、高松のもの。
新卒での勤務地が高松市でしたので、
悪い大人たちに連れられて(職場の上司とも言いますね)行った居酒屋やご飯屋さんがほとんどです。
そのうちに自ら悪い大人となり通うようになったとかならなかったとか。
あとは、居住地だった東かがわ市とその周辺。
ほんとにもう、ウロウロしてますね。
弊社のお客様のお店のマッチもあります。その節はお世話になりました。
勝手にブログに載せてしまいましたが、事後承諾という事でよろしくお願いいたします。
こうして見てみると、火をつける道具としてというよりは、
そこへ行った記念として貰ってきた、ということがよく分かります。
その意図する通り、時を経た今、当時を懐かしく思い出す大切なツールとなっています。
タバコは吸いませんので、ここに写っているもの全て未使用です。
ふと、今でも火がつくのかと興味が湧き、1本擦ってみました。
…マッチの頭部分がすっかり劣化して、火がつく前にポロポロに崩れてしまいました。
摩擦に耐えられなかったんですね。
とはいえ、やはり発火薬が付いていますので管理は慎重に。
…まさか、大量のマッチを保管している廉(かど)で通報されたりしませんよね?